頭痛が続いて辛い!すぐにでもこの痛みを止めたい!という場合、薬を飲むのが一番です。
しかし、片頭痛に効く薬は1つではありません。治療薬の種類は、「処方薬」「市販薬」「片頭痛予防薬」の3つも用意されているのです。
ここでは、それぞれどんな症状の時に飲むのが適しているのか紐解いていきます。
病院で処方される痛み止め
片頭痛に効果的なのが、トリプタン系薬剤です。トリプタン系薬剤は、市販では販売されておらず病院で処方してもらいます。
服用すると、脳の血管が拡張しないように抑制するのです。さらに、三叉神経から放出される痛みを伝える物質も抑えるので片頭痛の症状を軽減します。
トリプタン系薬剤は、錠剤タイプだけでなく点鼻タイプや注射タイプもあります。片頭痛による吐き気が強く飲み薬を服用するのが難しいときは、医師に相談してみましょう。
ドラックストアで買えるお薬
軽い痛み程度であれば、市販の痛みどめを買うのも方法の1つです。
片頭痛に効果的な痛み止めを探すなら、以下の成分が含まれているか確認してください。
・ロキソプロフェンやアスピリン
・アセトアミノフェン
・イブプロフェン
自身で見つけるのが難しい…よく分からない…という人は、ドラックストアの薬剤師に聞くと教えてくれます。
片頭痛を予防する薬
痛み止めを飲む回数が多い場合、予防薬を処方されるケースがあります。
予防薬の目的は、3つ。
・片頭痛の発生頻度を減らすため
・痛みの持続時間を短くするため
・痛み止めの使用回数を軽減するため
片頭痛の予防薬は、痛みそのものをおさえる薬ではありません。数週間飲み続けると、片頭痛が起こりにくくなったり痛みを緩和したりしてくれる薬なのです。